TOKYO縁結びの体験談。登録して約2か月、使ってわかった良い点ときつい点

目次
「破格の安さ」。TOKYO縁結びをネットのニュースか SNS で知ったとき、最初に思ったのはこれでした。
当時わたしが目にしていた民間のマッチングアプリは、月3,000〜5,000円ほど(2024年ごろ)。それにくらべて、こちらは登録料11,000円で2年間使えます。期待して登録しました。
マイページの記録では、これまでに13人の方を紹介してもらい、お見合いまで進んだのは0件です。
それでも、登録しようか迷っている友人がいたら、わたしはすすめます。理由は、安さと審査です。この記事では、そのすすめる理由と、すすめるときに一緒に伝えたい「合わなかったところ」の両方を書きます。
この記事の前提
#- 使った時期: 2024年の秋に申し込み、11月中旬に活動を始めました。ログインの記録が残っているのは年末ごろまでで、使っていたのは約2か月です
- 払ったお金: 登録料11,000円と、独身証明書の取り寄せに1,000円未満
- 当時のわたし: 20代後半の男性で、婚活を始めて1年目。結婚したかった理由をひと言でいえば、「正直1人は飽きた」です。同じ時期に、マッチングアプリの Pairs も使っていました
- 出会いまでの数: 紹介13人(マイページの累計)→ こちらから「会いたい」と返事をしたのが5人 → お見合い0件 → 交際0件
- 結果: TOKYO縁結びでは、どなたともお会いできませんでした
TOKYO縁結びはどんなサービスか
#TOKYO縁結びは、東京都が2024年9月に始めた、結婚を希望する人のためのマッチングサービスです(東京都の報道発表)。価値観の診断をもとに、AI がお相手を紹介してくれます。
公式ページによると、2026年10月時点の主な条件は次のとおりです(TOKYO縁結び 公式)。
- 登録料は11,000円(税込み)。活動を始めた日の翌月1日から2年間有効
- 対象は、結婚を希望する18歳以上の独身の方で、都内に住んでいるか、都内で働いている・学んでいる方
- 写真付きの本人確認書類・独身証明書・年収のわかる書類などの提出と、オンラインの入会面談がある
- AI からの紹介は月に最大4人。自分で検索して申し込めるのは月に6人まで(よくある質問)
紹介が届くと、期限までに「会いたい」かどうかを返事します。お互いに「会いたい」となれば、お見合いが決まる仕組みです。
登録までに約1か月かかった
#申し込んで最初につまずいたのは、入会面談の予約でした。オンラインの枠にも会場の枠にも、空きがありません。
「え、今月の空きなし? 来月末からしか空いてない……マジかよ」
結局、取れたのは1か月ほど先です。
ただ、がっかりしたのは最初だけでした。「人気なんだな」と、むしろ期待が上がりました。当時のわたしは、こう考えていました。
「このようなサービスは、登録者は多ければ多いほうがいい」
待った1か月にくらべて、面談そのものはあっさり終わりました。あまり覚えていないくらいです。
独身証明書は、地元から取り寄せた
#手間がかかったのは、面談よりも書類のほうです。独身証明書は本籍のある市区町村に出してもらうものなので、わたしは地元の役所から郵送で取り寄せました。
やったことは、次の3つです。
- Web から申請書をダウンロードする
- 返信用の封筒を用意する
- 定額小為替を用意する
3つ目の定額小為替は、名前を聞いたのもこのときが初めてでした。婚活の準備で覚えた言葉のなかで、いちばん婚活らしくない言葉です。
大変でした。いちばん手間取ったのは、申請書まわりの用意です。かかったお金は、合わせて1,000円未満でした。
手数料は自治体ごとに違います。たとえば中央区と江東区は1通300円、札幌市は1通400円です(2026年10月時点)。定額小為替には、額面とは別に1枚200円の料金がかかります(ゆうちょ銀行の料金ページ、2026年10月時点)。
紹介が届き始めてから
#11月中旬に活動を始め、最初の紹介状が届いたときは、素直に嬉しかったです。
「キタキタ!」
心の中で、静かにガッツポーズをしました。
紹介状を開いて、わたしが最初に見ていたのは写真でした。「会いたい」と返事をしたのは5人。お相手からの返事は、5件とも見送りでした。
残りの8件は、わたしが期限までに返事をしないまま、自動で見送りになっています(お相手の側も見送りでした)。
自分から申し込める「検索サービス」も使いました。何人に申し込んだかは覚えておらず、記録でも確かめられませんでしたが、そちらからもお見合いにはつながっていません。
夜は Pairs と TOKYO縁結びの両方を開いていました。ただ、TOKYO縁結びのほうはマッチ(お互いに「会いたい」となること)しないので、だんだん開かなくなっていきました。
良かったこと: 安さと審査
#始める前に期待していたことは、使い終わった今も、そのまま良かったこととして残っています。
1つ目は、安さです。登録料11,000円で2年間使えて、わたしが払ったのは書類代を入れても約1万2,000円でした。
2つ目は、審査です。登録には独身証明書と年収のわかる書類が要るので、真剣な人だけがいる場だと思えました。
民間のアプリには詐欺やビジネス目的の人も紛れている、と当時のわたしは思っていました。そのふるいを、最初から自治体がかけてくれている。そこがありがたかったです。
きつかったこと: マッチしないと打つ手がない
#いちばんきつかったのは、紹介の中身です。
わたしには、AI の紹介の精度がいまひとつに感じられました。年齢や婚姻歴など、自分で設定した希望条件の外の方の紹介が、体感で半分くらいありました。この点を確かめられる記録は手元にないので、あくまでわたしの感じ方です。
もう1つは、自分から動ける数の少なさです。AI からの紹介は月に最大4人で、自分から申し込めるのも月に6人まで。わたしは婚活で目立つほうではないので、数を打てないのは困りました。
TOKYO縁結びでは、マッチしない以上、何もやりようがありませんでした。同じころに使っていた Pairs との違いは、あとの章で書きます。
今ふり返ると、AI の精度は、サービスが始まったばかりでデータが少なかったからかもしれません。わたしが使っていたのは開始から3か月ほどのころなので、今は改善されている可能性もあります。
かかったお金: 約1万2,000円
#| 内訳 | 金額 | 時期 |
|---|---|---|
| 登録料(2年間有効) | 11,000円 | 2024年10月 |
| 独身証明書の取り寄せ(手数料・定額小為替など) | 1,000円未満 | 2024年秋 |
| 合計 | 約1万2,000円 |
わたしが払ったのはこれだけで、月額の料金はありませんでした。今の料金は公式ページで確かめてください。会員期間を更新するには、登録料11,000円をもう一度払い、書類も出し直す必要があります(2026年10月時点)。
向いている人・向いていない人
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わたしの体験から言うと、向いているのは次のような人です。
- 費用を抑えて、婚活を1つ始めてみたい人
- 結婚を真剣に考えている人とだけ会いたい人
- 都内に住んでいるか、都内で働いている・学んでいる人(そもそもの条件です)
向いていないのは、次のような人です。
- 自分からどんどん申し込んで、数で動きたい人。紹介は月に最大4人、自分からの申し込みは月に6人までです
- 紹介を待つ時間が苦手な人。マッチしないあいだは、できることがほとんどありません
- 本籍地が遠く、書類の取り寄せに時間を割けない人
Pairs と並行して使ってみて
#当時、婚活に使っていた時間は、TOKYO縁結びと Pairs で半分ずつくらいでした。
いちばん違ったのは、自分で手を打てるかどうかです。Pairs には、メッセージのやりとりや電話がありました。TOKYO縁結びは、紹介が決まるまで待つしかありません。
ちなみに、地元の自治体の婚活支援も使っていて、そちらでは交際まで進みました。同じ自治体の婚活支援でも、わたしの場合は結果が違いました。地元のほうの話は、別の記事で書くつもりです。
もう一度ゼロからやるなら
#変えたいところは、ほとんどありません。プロフィールも写真も、当時のわたしなりに精一杯やったからです。
1つだけ挙げるなら、プロフィールと写真を、第三者に添削してもらってから出せばよかったと思います。
まとめ: 登録の日に、写真とプロフィールをそろえておく
#「破格の安さ」と審査は、始める前に期待したとおりでした。ただ、紹介を待つ仕組みなので、マッチしなければ打てる手がありません。合わないと感じたら、わたしのように開かなくなって、ほかの婚活に時間を回すのも1つの区切り方です。
それでも登録するなら、登録した日までに、いちばんいい写真といちばんいいプロフィールをそろえておくのがおすすめです。わたしが使っていたころ、検索サービスの並び順は登録順が初期設定でした。登録した直後が、いちばん多くの人の目に触れるときだと感じています。
その写真とプロフィールを、一度だけ誰かに見てもらってから出す。もう一度やるなら、わたしが足したいのはその一歩だけです。