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AI婚活のデメリットと魅力。2つの自治体で使った本音

AI婚活のデメリットと魅力。2つの自治体で使った本音

婚活のサービスを4種類ぜんぶ試して、結婚したこんちゃんです。うまくいった話より、つまずいた話のほうが多めです。

わたしが使った2つのAI婚活では、自分で決めた希望条件の外の人も紹介されました。その「条件の外」を、東京では「精度がイマイチ」と感じ、地元の県では、条件より1つ上の方に「会いたい」と返すとき、「純粋に嬉しい」と感じました(この方がAIの紹介だったかは、確かめられていません)。

AI婚活を始めるか迷っている友人がいたら、わたしはすすめます。この記事では、その理由と、2つのAIの紹介がどう違ったかを書きます。

この記事の前提

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  • 使ったサービス: 東京都のTOKYO縁結びと、地元の県の婚活支援。どちらも、AIが相手を紹介してくれる自治体のマッチングです
  • 使った時期: どちらも2024年の秋に登録しました。地元の県のほうが少し先です。TOKYO縁結びを使ったのは約2か月、地元の県では2025年の前半ごろまで活動しました
  • 払ったお金: 登録料はTOKYO縁結びが11,000円、地元の県が10,000円。独身証明書の取り寄せに、それぞれ1,000円未満(どれも2024年当時)
  • 当時のわたし: 東京に住む20代後半の男性で、婚活を始めて1年目
  • 出会いまでの数(お見合いは、運営の仕組みの中で初めて会うこと): TOKYO縁結びは紹介13人(マイページに残る、登録からの累計) → お見合い0件。地元の県は申し込みと紹介24件 → お見合い5件 → 会えた4人 → 交際2人

それぞれのサービスの体験は、TOKYO縁結びの体験談と自治体婚活を東京から使った話に書きました。地元の県へ会いに行く新幹線代は、東京から通ったわたしの事情でかかったお金なので、地元の記事のほうに分けて書いています。

この記事では、2つのサービスに共通する「AIの紹介」だけに絞って比べます。

AI婚活とはどんな仕組みか

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ここで言うAI婚活は、自治体が運営するマッチングのことです。TOKYO縁結びの公式ページでは、価値観の診断の結果をもとに、AIが相性のよい相手を紹介する、と説明されています(2026年10月時点)。

お互いに「会いたい」と返事をすると、お見合いが決まります。日時と場所は、運営の仕組みの中で決めます。

AIの紹介とは別に、自分で検索して申し込む仕組みもあります。ただし、申し込める人数には上限があります。

TOKYO縁結びの場合、2026年10月時点の公式ページでは次のとおりです(公式ページ、よくある質問)。

  • 登録料は11,000円(税込み)で、2年間有効
  • 対象は、結婚を希望する18歳以上の独身の人で、都内に住んでいるか、都内で働いている・学んでいる人
  • AIからの紹介は月に最大4人。自分で検索して申し込めるのは月に6人まで
  • 価値観の診断は任意

地元の県のほうは、地域を伏せているため公式ページへのリンクを載せていません。自分で検索して申し込めるのは、月に3人まででした。

東京都のほかにも、県が運営しているAIのマッチングがあります。お住まいの県や地元の県にあるかは、県のホームページで調べられます。料金も条件も、県によって違います。

価値観の診断で自分の価値観は当たっていた

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AIの紹介の材料になるのが、価値観の診断です。マイページの記録では、2つのサービスの両方に、わたしの診断の結果が残っていました。

質問は「〜の場面なら、あなたはどうする?」のような具体的な場面の4択で、わたしの記憶では40問くらいありました。なかなか長かったです。

TOKYO縁結びの診断の結果は、12の価値観を「自分が大事にしているもの」と「相手に最低限求めるもの」に分けて、それぞれ%で出してくれます。上位3つは次のとおりです(2024年の秋)。

TOKYO縁結びの結果(上位3つ)
自分が大事にしている価値観環境の変化に柔軟であること/リーダーシップを発揮すること/自分が立てた目標に向かって努力し、達成すること
相手に求めている価値観困っている人を助けること/リーダーシップを発揮すること/まわりの人と協調すること

地元の県の診断でも、自分の価値観には似た傾向が出ていました。

今見返しても、自分が大事にしている価値観のほうは、よく当てはまっていると思います。

相手に求める価値観のほうは、わたしの感覚では半分正解、半分ビミョーです。ビミョーなのは「リーダーシップを発揮すること」。当時のわたしは、相手にリーダーシップを特に求めていませんでした。

条件の外の紹介を東京と地元で比べる

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東京と地元では、希望条件から外れた紹介の、外れ方が違いました。

わたしが希望条件で絞っていたのは、年齢・住んでいる地域・婚姻歴と子どもの有無・喫煙しないこと、の4つです。最初に入れてから最後まで、ほぼ変えていません。

東京では希望より10歳上の方も届いた

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順番としては、地元の県のほうを先に始めていました。そのぶん、あとから登録した東京には期待していました。

「東京は地方より登録者が多いし、より合う人が紹介されそう!」

紹介を待っていたこのころが、AIの紹介まわりでいちばん気持ちが上がっていた時期です。ワクワクしていました。

ところが、届いた紹介には、希望の年齢より10歳上の方や、婚姻歴のある方、住んでいる地域が明らかに違う方も入っていました。どの方が悪いという話ではなく、わたしが希望条件で外していた方たちです。

紹介が届いたころが、いちばん気持ちが下がった時期でした。当時のわたしの言葉で言うと、「精度がイマイチだった」。人数が多いほど合う人が来る、という期待は、大きく外れました。

東京のほうには、仕組みの面で知っておくとよいことが2つあります。

1つは、TOKYO縁結びの対象が、都内に住んでいる人だけではないことです。都内で働いている・学んでいる人も登録できます。わたしの理解では、近くの県に住んでいる人も紹介に出てくるのはこのためです。

もう1つは、2026年10月時点のよくある質問に、プロフィールの「お相手の希望年齢」はAIの紹介に反映されない、と書かれていることです。AIの紹介の年齢を変えたいときは、事務局に連絡する仕組みになっています。

TOKYO縁結びの仕組みの図。登録できるのは都内に住む人と、都内で働く・学ぶ人で、近くの県に住んでいても登録できる。プロフィールの希望年齢はAIの紹介に反映されず、変えるなら事務局へ連絡する(2026年10月時点)

使っていたころのわたしは、これを知りませんでした。2024年当時も同じ仕組みだったかは、確かめていません。

地元では条件より1つ上の方に会いたいと返した

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地元の県でも、条件の外の方と会う機会はありました。ただ、外れ方が違いました。

ある方は、わたしが検索の条件にしていた年齢より1つ上でした。それでも、写真の雰囲気がよく、共通点も多かったので、「会いたい」と返事をしました。

「少し年上だけど、純粋に嬉しい」

返事をしたときの、頭の中の声です。この方とは3回目のデートまで進み、お相手からのお断りで終わりました。この紹介が、AIからのものだったのか、お相手からの申し込みだったのかは、記録では確かめられませんでした。

マッチングした別の方からは、「AIの紹介で出てきて、いいと思った」という趣旨のことを言われたこともあります。わたしはそれを、AIのおかげだとは思いませんでした。経歴や仕事の業界などに共通点があったから紹介されたのだろう、と受け止めていました。

東京で条件から大きく外れた紹介が目立ち、地元で嬉しい出会いがあった差は、わたしは、たまたまだと思っています。仕組みの違いと断言はできないです。

良かったこと・きつかったこと

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良かったこと: 申し込みを使い切っても紹介が届く

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自分で探さなくても、紹介が届くこと。

自分から申し込める人数は、地元の県では月に3人までです。わたしは、月の始めに申し込みを使い切っていました。

そうすると、その月の残りは、AIの紹介に頼るしかありません。紹介がなければ、数を打てないのです。

そのあいだは、打てる手がなくて、もどかしかったです。

「この人いいなー、けど月の始めにいいねを使い切ったなー、悔しー!」

検索で良さそうな方を見つけたのに、もう申し込めないときの、心の声です。申し込みの枠は、給料日のように月の始めにだけやって来ました。

もう1つは、さきほど書いた、条件の外の人が出てくることです。

きつかったこと: 精度と紹介の理由がわからないこと

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きつかったのは、1つは東京で感じた紹介の精度です。

もう1つは、なぜこの人が紹介されたのか、理由がわからないことでした。困ったというより、気になっていました。

AI婚活が合う人・合わない人

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迷っている友人には、自治体のAIの婚活をすすめます。

理由は、自分から相手を選ぶだけだと、検索の条件の時点ではじかれてしまう相手が、AIの紹介では出てくる可能性があるからです。予期せぬ偶然のようなもので、そこが魅力だと思っています。自分では選ばないけれど悪くないかも、と思える人に出会えることもあります。

花束を持って笑顔のこんちゃんのイラスト。吹き出しに「予期せぬ偶然が魅力だと思う」。横のラベルに、AIの紹介では、検索ではじかれる人も出てくることがある

それに、AIの精度はデータの量で上がるはずなので、時間が経てば上がっていくと思っています。わたしが使ったのは2024年なので、ここは、わたしの見立てです。

わたしの体験から、合いそうだと思うのは次のような人です。

  • 希望条件から少し外れた人にも、会ってみてもいいと思える人
  • 自分から申し込める人数が限られる中で、紹介も入口の1つにしたい人

合わないかもしれないのは、次のような人です。

  • 希望条件どおりの人とだけ会いたい人。わたしの場合、東京では、条件から大きく外れた紹介も届きました
  • 自分からどんどん申し込みたい人。申し込みには月ごとの上限があり、使い切ったあとは待つしかありません
  • なぜその人が紹介されたのか、理由を知りたい人。紹介の理由は、わたしには最後までわかりませんでした

まとめ: 紹介された人のプロフィールを最後まで読む

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今ふり返ると、少し条件が違っていても、可能性があるかもしれないので、真剣に向き合えばよかったと思っています。

もう一度AI婚活を使うなら、紹介が届いたら、条件から外れていても無下にせず、その人のプロフィールを最後までよく見ます。「少し年上だけど、純粋に嬉しい」と思えたのも、条件から1つ外れた方でした。

休むのも、やめるのも、また始めるのも、婚活のうちです。それでは、がんばりすぎない婚活を。

婚活と恋活のことは、X(@konchan_yurukon)でも発信しています。続きが気になったら、フォローしてもらえるとうれしいです。